• TOP
  • 特集
  • 20歳未満の妊娠女性の中絶割合は61.1% 45歳以上女性は57.3%

特集

2013.10.30 15:59  週刊ポスト

20歳未満の妊娠女性の中絶割合は61.1% 45歳以上女性は57.3%

 シニア世代が次々と「セックス定年延長」を宣言している今、新たに頭をもたげてきたのが“避妊問題”だ。「高校生じゃあるまいし」と笑う読者も多いだろうが、そういう認識こそが、危険な落とし穴なのだ。

 若い女性が相手なら妊娠の心配もするが、相手が熟女となるとつい警戒が薄れ、避妊を怠ってしまう男性は多い。しかし、日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫氏は、こういって注意を促す。

「2011年度の国の統計によれば、45歳以上の中絶件数は1129件、出産数は843件。45歳以上の中絶割合は57.3%にもなる。無視できない数字であることは明らかです」

 確かに中絶割合だけで比べれば、20歳未満の61.1%にも迫る数字である。人にこそ話さないものの、実際に“不意打ち”にあった男性も少なくない。

「仕事先のパートの女性と不倫関係になり、『もう“あがっちゃった”から大丈夫よ』といわれて、何の心配もなく中に出していました。ところがその女性が妊娠。『旦那とはセックスレスだから、あなたの子供に間違いない』と大泣きされました」(50代男性)

 日本人女性の閉経年齢の中央値は50.5歳で、正常範囲は45歳から56歳。

「日本産婦人科学会による『閉経』の定義をかみ砕いていえば、45歳から56歳までの間で、振り返って1年以上月経がない状態。月経周期が不順になっているだけなのに、“もう妊娠するはずがない”と思い込んだ結果、妊娠してしまう熟年カップルもいます」(北村氏)

 また、成城松村クリニック院長の松村圭子医師は、1年以上生理がない場合でも油断はできないと話す。

「閉経後、好きな男性歌手のコンサートに行ったら3年ぶりに生理が来たというケースもあるので、100%安全ということはありません」

※週刊ポスト2013年11月8・15日号

関連記事

トピックス