• TOP
  • 特集
  • 「カウパー腺液でも妊娠する」という性の都市伝説は本当か?

特集

2013.11.02 15:59  週刊ポスト

「カウパー腺液でも妊娠する」という性の都市伝説は本当か?

 シニア世代が次々と「セックス定年延長」を宣言している今、新たに頭をもたげてきたのが“避妊問題”だ。「高校生じゃあるまいし」と笑う読者も多いだろうが、そういう認識こそが、危険な落とし穴なのだ。

「必ず外で出していたのに、彼女から“妊娠したみたい”との報告が。どうやら“ガマン汁”で妊娠させてしまったようです……」

 そう首を傾げるのは、30代女性と不倫中の50代男性である。男性が性的に興奮してくると分泌される透明な液体、いわゆる「ガマン汁」。一体何ものなのだろうか。成城松村クリニック院長の松村圭子医師が解説する。

「正確には、尿道の途中にある尿道球腺(カウパー腺)から分泌される弱アルカリ性の液体“カウパー腺液”を指します。精子は酸性に弱いので、酸性の尿道をアルカリ性にして精子が通りやすくする働きをします。また、膣内も酸性なので、精子が子宮に届きやすい環境を作るはたらきもあります」

 では、このカウパー腺液が、妊娠の原因になっているのだろうか。

「カウパー腺液自体には精子は含まれていません。ただ、精子は精管の膨大部というところに蓄えられているのですが、そこから漏れ出た精子がカウパー腺液に混入することがあります。精子も一定数ないと妊娠には結びつきにくいですが、カウパー腺液に混じった精子によって妊娠する可能性は否定できません」(松村氏)

 生での挿入はたしかに気持ちいいかもしれないが、欲望に流されると、手痛いしっぺ返しが待っている。

※週刊ポスト2013年11月8・15日号

コメント 0

SNSでNEWSポストセブンをフォロー

  • LINE:友だちに追加
  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

関連記事

トピックス