いくつになってもトキメキを感じていたいのが女性。38才のパート勤務の女性・Mさんが、久々のトキメキ体験を教えてくれます。
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子供の手が離れたので、週末、パート先の女子大生たちと飲みに行くようになったんです。ある時、終電を逃してしまい、困っていると、彼女たちが、「始発までタダで飲めるとこ行きましょう」とのこと。連れて行かれたのが、“お見合いパブ”。ここでは、テーブル越しに、男性と女性が分かれて座り、女性たちは友達とただ飲んでいればOK。対面に座る男性から指名されたらカップル席に行き、気が合ったら、そのまま遊びに行っていいのだとか。
女子大生たちは早々にカップル席へ。ひとりで困っていると、なんと、私にも指名が。スーツ姿のサラリーマンでした。遊んでいそうでもないし、話すだけでもと思いカップル席へ。
「なんで私なんですか? 他に若い子がいるのに」と聞くと、「Mさんだって、若いですよ? おれ、店に入ってきた時から気になってたんです」と彼。
夫から女として見られなくなって数年。久しぶりに、女性扱いしてもらえたのが嬉しくて、その後、彼とふたりで別のバーへ。彼は4才年下ですが、下戸の夫と違いお酒も強いし、映画の趣味も合ったので、連絡先を交換。最近は女子会よりも彼とのデートが楽しみになっています。
※女性セブン2014年3月27日号