国内

愛子さま 公開されなかった卒業文集の作文で犬への愛綴る

 3月18日、宮内庁は学習院初等科卒業に際して、愛子さまが卒業記念文集『桜愛集』に書かれた作文を公開した。

「この卒業文集『桜愛集』は、卒業を目前に控えた児童たちが、題材を決め、構成を考えてから、約1か月の時間を費やして文章にするため、かなり大変な作業で、初等科の“国語教育の集大成”ともいえる課題なのです。

 今年は“思い出”“12才の心”“夢”というテーマに沿って、児童たちは3本の作文を書くわけです。今回、宮内庁が発表した愛子さまの作文は“思い出”をテーマとしたものです」(学習院関係者)

 つまり、卒業文集には、残り2作の愛子さまの作文も掲載されている。『女性セブン』は、この作文を独占入手し、4月10日号で全文掲載している。そこには、母・雅子さまが愛子さまに、幼いころから伝えてこられた“教え”が詰まっていた。

<私は、飼っている犬や猫と過ごす時が、一日の中で心が和む楽しい時間です>

 こんな書き出しから始まる“12才の心”というテーマの作文では、愛子さまはお住まいの東宮御所でご家族と一緒に暮らす愛犬や猫について、その思いを紡がれている。

 今皇太子ご一家は、2009年の春、生後2か月でやってきた愛犬・由莉と2匹の猫を飼われているが、それ以前はピッピとまりという2匹の犬を飼われていた。

「由莉の散歩とごはんは愛子さまがなさっています。毎朝、登校される前に、由莉を連れて赤坂御用地内を散歩されていますよ。ご褒美をあげながら、躾を教え込まれたりするなど、それは真剣に由莉と向き合われています。由莉がしているバンダナは、愛子さまが手作りされたものなんです」(宮内庁関係者)

“いじめ問題”発生以降、愛子さまの登校時に雅子さまが付き添われていたが、2011年秋にはおひとりでの登校を再開された。当初、愛子さまが不安になられないようにと、雅子さまに代わって由莉が一緒に登校したこともあった。

<成犬となった今も、子犬の時と同じように、家族が帰って来ると、しっぽを振りながらおもちゃをくわえて走り回り、喜びを表現しようとしています(中略)由莉は、出された指示に従う時には、得意そうに目を輝かせてこちらを見て、とても可愛いです>

 ごきょうだいのいらっしゃらない愛子さまは由莉を妹のように思われているのだろう。

※女性セブン2014年4月10日号

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン