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2014.04.08 15:59  週刊ポスト

爆笑渦巻く劇場映画「テレクラキャノンボール」の内容を紹介

 3月29日午前4時。“花金”の夜とはいえ渋谷区円山町のホテル街には人通りがほとんどない時間帯だが、当地の映画館には観客の爆笑と拍手が渦巻いていた。上映されていた“映画”とは、アダルトビデオである。

 160人を超える観客の男女比率は8対2。男女のカップルもちらほらいる。スーツ姿の男性からタンクトップ姿の女性まで、20~40代の男女がひしめき合い、笑い声を上げながらスクリーンを見つめていた。

 カンパニー松尾監督の『劇場版テレクラキャノンボール2013』は、1997年から始まったAV企画の第5弾。クルマやバイクでレースしながら、地方都市(本作は仙台と札幌)で素人女性を口説いて(出演謝礼あり)セックスをする速さを競う。

 出演は監督自身のほか、バクシーシ山下、ビーバップみのる、嵐山みちる、タートル今田、梁井一ら6人のAV監督で、タイトルはジャッキー・チェンらが出演するカーアクション映画『キャノンボール』(1981年)から取っている。

 もともと2月15日から6日間だけの公開予定だったが、ツイッターで「爆笑した」「感動した」と絶賛の声が一気に拡散。大根仁(演出家)、山下敦弘(映画監督)、ペヤンヌマキ(演出家)ら文化人各氏が応援したことも人気を後押しした。結局、3月29日の最終日まで18回上映し、のべ2400人を動員したという。

 カンパニー松尾監督もその反響の大きさに驚きを隠せない。

「もともとAV作品として作ったので、こんなに多くの人に観てもらえるとは思ってもいませんでした(AV版はDVDで発売中)。テレクラや援助交際に詳しい社会学者の宮台真司さんは『これは究極の恋愛映画だ』といっていました」

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