このニュースがさらに真価を発揮してくれるのは、40代や50代、ひいては60代の女性をおだてるとき。目の前にいる相手が40代か50代の場合は、
「結局は37歳を選んじゃうところが、わかってないっていうか中途半端だよね。大人の女性の魅力ってことなら40代以上(もしくは50代以上)を選ばなきゃ!」
と力説します。続けて「○○さんも同年代の友達を集めて『大人AKBハイパー』とか結成すればいいのに」と提案すれば、イイ気になってくれるに違いありません。
60代以上の女性に対しては、応募者の最高年齢が82歳だったらしいという話をしつつ、まずは「80代はさすがに体力的にきつそうですけど、60代の人が合格する可能性はあったと思いますけどね」と言い切って、比較を利用した若さへの優越感を抱いてもらいましょう。その上で、
「日本も社会がもっと成熟して大人の国になれば、60代のアイドルグループができるかもしれませんね。そうなったら○○さんは『ゆりり』(名前がユリ子の場合)ですね」
といった適当な展望をもっともらしく語れば、きっと喜んでもらえるはず。無理がありそうに見えるかもしれませんが、たぶん当人はすんなり受け入れてくれます。
さあ、さっそくチャレンジしてみましょう。結果はさておきチャレンジしてみることが大切です。今回のオーディションでも大半の応募者は書類選考であえなく散っているわけですけど、そんな女性たちの大胆な勇気を見習いつつ。