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2014.04.29 15:59  週刊ポスト

北欧写真家 女性の無修正下半身写真をサイトに掲載する理由

 世界的に著名なノルウェー人フォトグラファー、ペッター・ヘグレ氏は、自身のサイト「hegre-art.com」で、若い女性たちのナチュラルな姿を切り取るヌード作品を発表し続けている。彼らの国籍や肌の色は様々だが、一貫して共通しているのは「決して女性器を隠さない」ということ。彼のサイトでは、女性器が無修整のまま掲載されている。

「私の作品には、女性モデルが足を開いて性器を見せているものが多い。しかしそれは性的興奮を導こうとしているのではなく、女性美を形成するひとつの要素として見ているからだ。

 だからこそモデルたちは自分たちの仕事を愛し、その顔は喜びにあふれている。性器は私にとってアートなんだ。ナチュラルな人間の姿を映し出している芸術が、猥褻と判定されるなんて、あってはならないことだ」(ヘグレ氏)

 彼を一躍有名にした作品が「Yプロジェクト」である。18歳から80歳まで、多種多様な国籍・人種の女性20人の剃毛した下腹部をアルファベットの「Y」に見立てた。

「これは男性の興奮を歓喜させたくて作った作品ではない。自然な人間そのものの姿がいかに素晴らしいか、ただそれだけを伝えたかった」(へグレ氏)

 彼は現在「Yプロジェクト」のような接写ではなく、様々な女性のヌードを撮影することで、新しいアプローチを試みている。彼の作品は世界から多くの支持を集め、スペインのリゾート地・シッチェスには8億円ともいわれる大御殿を建設した。彼の成功は、女性器アートが世界でいかにメジャーかを示す何よりの証左といえよう。

※週刊ポスト2014年5月9・16日号

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