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2014.05.07 15:59  週刊ポスト

フランス書院読者オフ会参加者「堅い職業の人が多く驚いた」

 1985年に創刊されたフランス書院文庫が、この4月、通算2000作目を刊行した。ここ数年、フランス書院の刊行点数は月に6冊ペース。それらが「凌辱」と「誘惑」のテイスト別に3冊ずつリリースされる。だが、たとえば『継母・背徳の部屋』(館淳一)のように「継母」というヒロインの設定は1作のみ。ヒロインの属性や職業が重なる作品は、決して同時刊行されない。

「登場人物の女性はさまざま。そんな中で鉄板というほど読者の支持をいただいているのが義母、女教師、人妻。それに兄嫁、叔母といった熟女たち。いずれも成熟しているうえ優しさを持っています。しかし、義母や兄嫁とセックスするのはタブー。その一線を越してしまうところに、官能小説の醍醐味があります」(フランス書院のT編集長代行)

 ヒロインたちとのセックスは、社会的に禁じられているうえ、いずれも高嶺の花。ちょっとやそっとでは肌に触れられない女性を、主人公の男は遠慮なく犯し、あるいは懇切丁寧に性の手ほどきを受ける。風俗嬢やキャバクラ嬢のように、誰とでも寝るイメージの強い女性では読者は満足してくれない。

 創刊当初は30代のサラリーマンが中心購買層だったが、現在は40~50代の男性。団塊世代にも根強い人気だ。創刊時からのファンであり、そのままフランス書院に入社したT氏のように、数十年にわたる熱心なファンも多い。

「読者のオフ会に参加したら、公務員や教師、塾講師、銀行員といった堅い職業の方が多く、驚きました」

 書き手に占める女流作家の割合と同じで、女性読者率は1割ほどらしい。

「女性は凌辱モノがお好みです。政界のフィクサーや大金持ちといった社会的大物に力ずくで蹂躙されたり、イケメンから辱めを受ける作品が人気です」(T氏)

※週刊ポスト2014年5月9・16日号

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