数々の修羅場をくぐり抜けてきたジャーナリストの山路徹氏(52才)が、女性セブン読者のお悩みにお応えします。今回は、中学生の娘を持つ母親からの相談です。年頃の娘との家族に突然若い男性がやってきて…。
【読者からの相談】
夫の甥が大学生になり、うちで預かることになりました。いつまで預かるか未定で困っています。うちには中学生の娘がいますし、いくら親戚といえど、むやみに若い男の子を預かりたくありません。1か月ぐらいなら辛抱できるのですが…。どう対処するのがいいでしょうか。(48才・契約社員)
【山路徹のアドバイス】
それは心配ですね…。あなたの言うとおり、いくら親類縁者といえども、同じ屋根の下で若い男女が暮らすとなると、間違いがないとは言い切れませんから。ましてや娘さんは中学生ですから、お風呂のことなどもろもろの心配があると思います。
甥っ子さんも早くひとり暮らしをしたいと思っているはずですよ。ぼくの若い頃もそうでしたから。長年、実家暮らしで窮屈な思いもしたでしょうから、大学生になったのなら早くひとり暮らしをして、自由気ままに毎日を過ごしたいと考えるのが普通です。
まずはだんなさんに相談してみてはいかがでしょう。ご夫婦で物件探しをする手伝いをしてみてもいいと思います。
できるだけ近くに住んでもらって、食事に呼んだりして何かの折にサポートすると親戚づきあいにも溝が生まれず、良好な関係を築けるはずです。
あと、預かる間はあえて門限を設定してみたりして、厳しいルールを作ってみてはいかがでしょうか。甥っ子さんも実家以上に窮屈な家だと思ったら、自分から自然と出ていこうとするでしょうから。
※女性セブン2014年5月22日号