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2014.05.16 15:59  週刊ポスト

人気高まる同人AV 「棒読み」「湿布」等C級感満載の作品も

 これまで愛好者の間で密かにやりとりされてきた「同人AV」が、ネットやSNSの普及によりアダルト業界に新風を吹きこんでいる。こうした作品は、プロのAV作品と違い、自分なりのこだわりも貫かれている。

 例えば、「挿入シーン」だけに絞った某作品。いきなりピストン運動中の結合部分のアップから始まり、後はひたすら突きまくる。鏡張りの部屋の効果を出したいのか、時折、鏡に映る姿を撮ろうとするのだが、肝心なところでピントが合わないあたりに“自家製動画”の温もりを感じる。

 一方、プロのAVを意識した結果、“C級”に仕上がってしまったのが次の作品である。 集団SMプレイを意図したのであろう某作品では、胸はかなり小さめながら、お腹や下半身の肉はダブつきぎみの熟女が登場。「恥ずかしいわ」と棒読みのセリフを言うその女性を複数の男たちが攻めまくる。だが、手慣れた男優がいないのか、その攻め方がなんともぎこちない。縄師が女性を縛りあげるシーンでも、これまた不慣れでやたらと時間がかかる。

 その後は、男がかわるがわるフェラをさせたり、集団で女性の体をいじり回したり……と、流れだけを見れば立派なSM作品なのだが、いかんせんプレイが素人丸出し。なかには背中と腰に大きな湿布を貼ったままのオヤジもいて、つい「そんくらい剥がしとけ!」とツッコミたくなる。だが、それも素人ならではのご愛敬か。「足立工務店」という同人名で作品を発表するAV制作者が語る。

「同人AVの魅力は、とにかく自分のやりたいことをやれること。とはいえ、お金がないのであんまり遠くに行って撮影はできませんから、自宅の近所で撮ります。こないだビルの陰で撮影してたら目の前を知り合いが通って、焦っちゃいました。ただし、こういうハプニングが時に“奇跡の演出”を生むこともあります」

 そんな氏の作品で、野外セックスものがあった。ビルの屋上で、妙齢の美女と裸でまぐわうシーンがあるのだが、飛び入り参加したのはなんとカラスである。女性の喘ぎ声に反応するかのように、かぁ、かぁ、かぁ。もしかしたら女性の喘ぎに反応しているのか、と思ってしまうほど。

 玉石混淆というけれど、どれが玉でどれが石かは、本当にその人次第。もしかすると、あなたも秘められた欲情を満たしてくれる作品に出会えるかも……。それほどに「同人AV」の世界は奥が深い。

※週刊ポスト2014年5月23日号

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