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BBQ「塊肉の炭火焼き」選択が参加者全員楽しむコツと専門家

参加者全員がゆったり過ごせるバーベキューを

 近年、人気を集めているバーベキューだが、開放的な気分も束の間、食事が始まると焦げないよう慌てて口へ運ぶうちに疲れてしまい、「当分、やらなくていいかな」と感じてしまった人も少なくないのではないだろうか。出張BBQサービスを提供するReal BBQ Delivery代表取締役で日本バーベキュー協会認定バーベキューインストラクターでもある井川裕介さんは「焼き肉スタイルをやめて塊(かたまり)肉に変えるだけでも、飽きずに楽しく、何度でもやりたいバーベキューになりますよ」という。

 バーベキューの人気食材は、なんといっても「肉」。日本では、薄切り肉と焼き肉のタレを準備する人が多いだろう。だがこの焼き肉スタイルは、たくさんの肉が一斉に焼きあがり同じ味が続いて飽きやすい。こういった不満が塊肉を利用すれば解消できると言われても、実際には難しいのではと怖れて手を出しづらい。しかし、コツさえつかめば塊肉は焼き肉スタイルより簡単に美味しく味わえるという。

「まず炭を均一にグリルに置くのではなく、量を変えて強火~中火~弱火の場所をつくり火の強さを使い分けます。塊肉も弱火でじっくり焼けば焦げる心配はありません。フタ付きグリルを利用すると、オーブンのような蒸し焼きになり肉がふっくらと焼けます。ステンレス製のボウルやアルミホイルを大きく固めてフタ代わりにしても大丈夫ですよ。塊肉を切り分けながらゆっくり焼いて、ゆったり味わえます」(前出・井川さん)

 火加減を調節できれば、すべてのものにあっという間に火が通り、焦げる前にと慌てて食べるため味わう暇がなくなるようなことは防げるだろう。いつも焦がして真っ黒にしてしまう野菜も、美味しく焼けるのだろうか。

「細かく切らずに大きいまま使用してください。炭は食材を乾燥させるので、野菜の表面にオリーブオイルを塗りながら焼くとふっくらします。誰か一人がずっと焼いているのではなく、皆さんが参加しながら焼きあがりを待つのも楽しいですよ」(前出・井川さん)

 ゆっくり焼きながら楽しんだ後は、後片付けも慎重に。特に炭の処理は完全にしないと大きな事故の原因となる。オススメは、火消し壺に炭を入れて消火する方法だ。

「もし火消し壺がない場合は、水を入れた鉄製のバケツや鍋に炭を入れて、中心まで火が消えるように時間をかけてください。使い終わった炭は、炭捨て場があるバーベキュー場ならそこへ、ない場合は必ず持ち帰ってください。しっかり乾いた炭ならば、一度使った炭もまた使えます。炭は土には還らないので、埋めて置いていくことは絶対にしないでください」(前出・井川さん)

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