芸能

芸能界イチ劣化しない松本明子 40年の便秘を治して美肌に

“芸能界イチ劣化しない”といわれる松本明子(48才)。

「肌には全然なんにもしてないんです。ただ40年モノの便秘を治したことだけなんです」と、いつもの笑顔で話してくれた。

「物心ついた頃から便秘だったんです。祖母も1か月便が出ずに救急車で運ばれたことがあるくらい、家系的にも腸が長め。しかも幼稚園も小学校も遠くて、行き帰りに便意をもよおしても、我慢しなくちゃという意識が強くて。子供時代から排便を我慢するくせがついて、便秘をこじらせちゃったんですね。

 独身時代は朝まで飲んだり不摂生な生活をしていたのも原因なんですが、出せないから体がだるくて重いし、体重が気になって食べられない。しかもそのまま放っておくと吐き気をもよおすし…悪循環でした。妊娠中の便秘はとくにひどくて、1時間も2時間もトイレにこもりっぱなしでした」

 お通じは週に1度あればいい方で、1か月出なかったこともある。下剤で無理やり出すこともしばしば。ついにはあごやフェースラインに沿って吹き出物ができ、皮膚科に行っても治らず“凸凹が隠せない”と、担当のヘアメイクがさじを投げるほどだった。

「でも自分はこういう体質だからしょうがないって諦めていたんです」

 転機は3年前。『たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)の番組スタッフに「本腰を入れて便秘を治してみませんか」と言われたことだった。

「予約待ちが5年ともいわれる順天堂大学病院の便秘外来・小林弘幸先生のところへ行かせていただいて。レントゲンを撮ったら腸の入り口まで便が詰まっていました。4~5kgあったそうで、手術する一歩手前と言われましたね」

 まずは、たまった便を薬で出し切ることからスタートした。次に腸内環境を整えるための治療に移ったが、そのルールはゆる~いものだという。

「うんち日記をつけること、週3回、30分~1時間程度ウオーキングなど軽い運動をすること、1日1食どこかで乳酸菌かネバネバを摂ること、トイレは5分以上入らないこと、腸もみをすることなど、簡単なことばかりでした。しかも“できない日があってもいいですよ”と言われました。“しなきゃ”と思いつめるのもストレスになって、それも腸によくないからだそうです」

 治療から約2週間。うそみたいに吹き出物が消えていった。

 もともと野菜好きで、長男を出産してからは食事や生活リズムも改善されていた。便秘の時には何も変化がなかったが、便秘を治療してからみるみる美肌になっていった。  「腸をきれいにしてからじゃないと、腸にいい栄養素も素通りされちゃうみたいです」

 計測してみると、肌の水分と油分は実年齢マイナス24才。つまり、48才の今と、24才の彼女は同じ肌年齢というわけだ。

 便秘が徐々に改善されるにつれてシミも薄くなり、くすみも取れて肌が明るくなっていった。

「花粉症もすごくよくなったし、肩こりも冷えも全部改善されました。 おまけに性格も前向きになって。以前はオフの日はひきこもりだったんですけど、今では空き時間に映画や舞台を見に行こうって外に飛び出しちゃう。ウオーキング仲間など、芸能界以外のお友達もすごく増えました。

 便を出すと元気になるんですよね。お腹もすくし、たくさん食べても太らない。最近では尿と思ってトイレに行くと、そんな気がないのに大もスルッと出ちゃうんです」

※女性セブン2014年5月29日号

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン