「番組内容どうこうではなく、番組編成に一貫性が観られないのです。ワイドショーの後に、スポーツドキュメンタリー、そしてトーク番組。ターゲットとする視聴者層の異なる番組をタテに並べることは、得策ではありません。番組が終わる毎に、チャンネルを他局に回させる要因をみずから誘発しています。
前番組によって、『ウチくる!?』に呼ぶゲストの人選も変わってきます。前番組の主たる視聴者層を受け継ぐゲストのほうが数字は取りやすくなりますからね。4月の改編によって、ゲスト人選にミスマッチが起きため、視聴率が落ちているのではないしょうか」(同前)
番組の視聴率は、横並びだけでなく、編成という縦の流れで観ることも重要。だからこそ、テレビ局では制作以上に編成が命運を握っているのだという。