35才パート主婦が近所のおばあちゃん先生の自慢体験談を告白する。
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幼い子を持つ親って、ほかの子より歩くのが遅かったり、しゃべるのが遅かったりするだけで不安になるんですよ。
それなのに近所の小児科のおばあちゃん先生は、「あら、この年ならもうスキップできるわよ。うちの子はやってたわね~」とか「まだしゃべらないの? うちの子は同じ年のころは歌を歌ってたわ」なんて、さらりと自慢。
オムツが外れたのも、文字の読み書きも、とにかく何でも早くて優秀だったと、ご自慢の息子も今や40才。
診察室に顔を出しては、母親からお金をもらう一人前のギャンブラーよ。駅前のパチンコ店では『王子』と呼ばれているって。
※女性セブン2014年7月24日号