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2014.07.20 15:59  週刊ポスト

女性の「黒ずみ」 必ずしも経験の多さが影響するわけでない

 8330人の女性器写真を掲載した性科学の大著『日本女性の外性器』が刊行されてから約20年。この間の日本人の女性器の変化を追跡する研究は現われなかった。

 ならば、生命の源泉であり快楽の中心である女性器の「現在」はどうなっているのか──本誌はインターネット調査会社の協力のもと、日本の女性1000人に自らの女性器についてアンケートを実施。ここでは女性器の色合いについて、選択肢を4段階に分けて回答してもらった。

 半数近い49.1%が「淡褐色(少しだけ黒ずんでいる)」と回答。「褐色(黒ずんでいる)」の33.0%、さらに「黒褐色(かなり黒ずんでいる)」という4.6%を加えると、86%以上もの女性たちが、性器の色素沈着を自覚していることになる。

 性経験を積むほどに女性器は黒ずむ──こう思い込んでいる男性は少なくない。女性も性器の黒ずみについて恥じらいを抱いている。

 大阪府の42歳女性は、バーで出会った32歳男性と過ごした一夜限りの体験を苦々しい表情で思い出す。

「初対面だったのですが、趣味の映画の話で意気投合してラブホテルに行きました。服を全部脱いで、いざ挿入というタイミングで彼が私のアソコを見て『黒いっすね~』と言ったんです。悪意はなかったのでしょうが、涙が出そうなほどショックでした。今回の調査で『黒ずんでいる人が大半なんだ』とわかって安心しました」

 産婦人科医の宋美玄医師が語る。

「女性器の色は閉経すると薄くなってきます。だから『熟女=性器の色が濃い』というのは誤解です」

 成城松村クリニック院長の松村圭子医師の見解はこうだ。

「性器の色合いは、遺伝的要素や加齢、妊娠と出産による黒ずみを考慮にいれなければなりません。性経験が多くなれば、性器の摩擦による色素沈着も進むかもしれません。ただ、単純に性交渉が多いから性器が黒くなったという意見は肯定しかねます」

 調査結果によれば、「無着色(ピンク色)」の女性は13.3%。宋医師はいう。

「肌の色が薄い人は、女性器の色も薄い傾向があります。ただ、その関連性が100%というわけでもないんです。性器の色合いは、メラニン色素とホルモンの関係によるところが大きいのです」

※週刊ポスト2014年7月25日・8月1日号

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