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冷凍庫は食材詰め込むことで電力効率アップ 冷蔵庫は逆効果

 家電の中で、年がら年中電源が入りっぱなしになっているのが冷蔵庫だ。電源を切ることもできないし、冷蔵庫で節電なんて不可能でしょ…なんて思っている人もいるかもしれないが、実は冷蔵庫でも節電する方法はある。

 重要なのは食材の詰め方だ。冷蔵庫内に冷気がまわりやすいよう、詰め込みすぎは厳禁。冷蔵庫の中身を半分にすれば、消費電力の10%減につながる。節約アドバイザーの丸山晴美さんが、解説する。

「冷気の吹き出し口の前に食品を置くのも、冷気の循環を妨げるのでNG。ただし、冷凍庫は別。詰め込むことで、互いを冷やし合うため、冷凍効率が高まります」

 また、温度設定も重要。「強」から「中」に変更することで約11%の節電が可能。冷気が循環すれば、「中」でも冷却効果は充分ある。また、冷蔵庫はドアを開けるたびに冷気が逃げてしまうため、開閉回数も開閉時間も極力抑えるのがおすすめ。

「冷却カーテンは冷気を逃さないためには有効ですが、中のものを探す時間が余計にかかってしまう場合、節電効果はあまり期待できません」(丸山さん)

※女性セブン2014年7月31日・8月7日号

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