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2014.07.31 06:59  週刊ポスト

ろくでなし子氏 「男は女を消費物として見るから猥褻に思う」

「わいせつ電磁的記録頒布」で逮捕された、漫画家・芸術家のろくでなし子氏(42)氏。女性器をかたどったカヤック「マンボート」の制作資金を拠出してくれた出資者に女性器の3DデータをダウンロードできるURLをメールで送付したことが罪にあたるとされた。

 ろくでなしこ氏が自らの女性器のアート作品を作るようになったきっかけは、交際中の男性を意識して脱毛、形成手術を行なったことだった。過去の本誌インタビューでも創作の原点をそう振り返っている。

 もともと漫画家の彼女がその顛末を漫画に描いたところ評判が良く、続編を求められるうちに「全世界の人に私の美しいまんこをお披露目したい」という気持ちが湧き上がった。思い立ったのが、自らの女性器の型を取ることだった。歯科治療で使う材料で型を取り、そこに石膏を流し込んで固め、“デコまん”活動への第一歩を踏み出したのだ。デコまんとは、装飾が施された女性器アートのことだ。
 
「『ただ型を取りました』だけでは面白くないから、女子高生のデコ電(デコレーションした携帯電話)みたいにキラキラさせようと思ったんです」
 
 色を塗り、ラインストーンなどで飾ったデコまんの写真をツイッターでアップすると内輪で話題になり、メディアの取材を受けるようになった。ところが、その記事がネットに掲載されると、一転、見ず知らずの人から非難が殺到した。
 
「それまでは内々にしか見せていなかったのですが、世の中に出したらすごく非難されて、”なんでこんなに『まんこ』がダメなの?”と疑問に思うようになりました。でも、考えてみると、私も『まんことは言ってはいけない』と思い込んでいたんです。そこでなぜダメなのかと考えましたし、もともと反抗心が強いこともあって、もっとすごいものを作りたいと思うようになりました」
 
 それが、「戦場まん」などジオラマ風の作品や、「ネックリス」などアクセサリー制作につながり、銀座の画廊で展示会を開くまでになった。しかしここでも、彼女の作品を否定する男性に出会うことになる

「おじさんから『まんこは布団をめくって、薄暗がりの中で見るものなんだよ』と言われました」

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