「年に195回も日帰り出張」したりスーパーでの100円単位の買い物まで経費請求したりしていた兵庫県議は論外(笑い)としても、「コイツ、器がちっちぇー」と仰天させられた経験、ありませんか? OLさんたちが身近にいる“ミクロな男たち”を怒りの告発です。
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はる(28歳・印刷):部長の「小物」ぶりにホトホト参っていてさ。仕事の失敗はすべて部下に押し付け、やり直しの費用はちゃっかり部下の給料から天引き。その上、自分は損失補填したって役員に手柄自慢してんだもん。
みほ(27歳・流通):ウチの部長はそれ以下かも。なんせ、あだ名が「サキイカ部長」だもん。
あんな(31歳・ソフト):ヘッ。どういう意味?
みほ:すっげー気分屋で、その時の機嫌で返事が違うから、部下は機嫌を取るために好物のサキイカを差し出すの。そうすりゃ大体、いい返事が聞ける。
かりん(26歳・サービス):曲芸のアシカかよ!
ちさと(28歳・金融):ウチの課長の小ささも凄いぞ。同期に出世の先を越されると、「でも、所詮あいつは〇〇大出だし」なんて負け惜しみが凄いの。この間は「でも俺の方がアイツより先に内定貰ってたから」って20年前の自慢を始めたからね!
はる:うへ~。そら、たまらんわ。
ちさと:でしょ? それで、ついたあだ名が「おちょこ」よ。
はる:アハハ。おちょこ並みに器が小さいと。
あんな:だっさ~。で、「おちょこ」は決まってケチでしょ?
みほ:絶対そう! ウチの課長がまさにソレ。この間の歓送迎会で、家が遠いからって先に帰ったんだけど、当然いくらか多めに置いてくと思うじゃない? ところがきっちり、ワリカン分しか置いていかなかったからねー。ありゃ、出世しないよ。
はる:ウチの課長も。部下が入院してお見舞金を集める時、5000円出してきたから「オッ」と思ったら、「4000円おつりね」だって。ガッカリしたなぁ。
みほ:あ~どっかにいないかね、大皿並みに器の大きい男が。
あんな:そういうデッカイ皿の上にチョコンと乗って生きて行けたらどれほどラクかって。
みほ:だよね~。
ちさと:でも大体、大皿って鯛のおかしらとか刺身盛り合わせとか高級食材が乗ってるよね。
はる:ウチら雑魚には用がないってこと?
一同:アハハ、いえたー。
※週刊ポスト2014年8月15・22日号