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2014.08.15 15:59  NEWSポストセブン

「カネないから若者が草食化、キリッ」の分析に女子大生疑問

「草食系男子」という言葉は一時期よりも耳にする頻度は減った。しかし、『セックス嫌いな若者たち』(メディアワークス)という書籍が話題になるなど、「草食化」に関係する話題は後を絶たない。同書では「3人に1人がセックス嫌い」というデータや、草食化の背景として、「セックスにはコンドームやピルなど避妊やホテル代金がかかる」という金銭的な問題などが指摘されている。

 では、こうした分析を実際の女子大生はどのように受け止めているのだろうか。都内の女子大に通うAさん(22歳)は、社会人の彼氏との「避妊」に不安を抱えているというが、同書の分析には懐疑的だ。

「私の周りの友人を見ていると『セックス嫌い』という言い方には違和感があります。ただ、私の彼氏は『避妊すると性的に興奮しないから、ゴムを着けられない。女がピルを飲めばいい』という発想。私はピルが体質に合わず諦めたので彼との性行為がとても不安です。だから、金銭的な問題だけが性愛の懸念事項ではないと思う」

 こうしたMさんの意見に対して、都内の高校で養護教諭を務めている女性Bさん(42歳)は「彼氏がコンドームをすると勃たなくなる、という女子生徒からの相談は少なくない。でも断ることができないと不安に思っている女子が多い」と語る。

 他方で、別の女子大生・Cさん(22歳)は、同書の分析について一部賛同するところがあるという。

「確かに自分もセックス嫌いの若者のひとりかもしれないと思いました。『嫌い』というよりも、彼がしてくれないというほうが正しい。1年半付き合っていても数回しかしたことがないです。でも自分からしたいと頼めないから、結局そのままになっている」

 当事者たちは「若者の草食化」や「セックス嫌いな若者」というレッテルを貼られることには違和感を覚えるという。統計データの背後には、当事者たちの様々な事情があることを考慮する必要があるだろう。

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