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名門吹奏楽部カリスマ顧問 女生徒がセクハラ行為の手口告発

 吹奏楽の全国大会常連である東海地区の名門高校は、一体となって創り出す「音色」が高く評価されている。その音色の生みの親であり、同校を全国レベルに押し上げたカリスマ指導者・Y氏(69)にセクハラ疑惑が浮上した。

「思い出したくない記憶。でもあの時の全身が凍りつくような感覚は、今でも夢に出てきてしまう。私の高校時代を返してほしい」

 卒業から3年半、唇を噛みながらこう訴えるのは清水朋子さん(仮名・22)。私立安城学園高校(愛知県安城市)の卒業生で吹奏楽部OGである。朋子さんに対するセクハラ行為とは、どんなものだったのか。

「入学直後から、手を握る、顔を近づける、肩を組むなどの行為がありました。誰にでもそうするわけではなく、お気に入りの女子生徒に対してだけだったようです」(朋子さん)

 セクハラ行為がエスカレートしたのは2010年4月、朋子さんが3年生に上がったばかりの頃だ。吹奏楽部の練習場の入り口には大きなホワイトボードが置かれている。そこにその日の練習メニューや部員の出欠が記される。

「そのホワイトボードを見ている時に、Y先生が後ろから『おはよう』と声をかけながらお尻を触ったんです。軽くタッチというよりは、ムギュッとつかむような手の動きでした。触られた時は全身が凍りつきました。でも、先生に対して嫌とはいえず、『おはようございます』と挨拶を返すことしかできませんでした」

 お尻を揉みしだく行為は、その後も5回ほど繰り返されたという。朋子さんがセクハラを受けている現場を目撃していた部員もいた。

「練習場に向かっている時に見たんですが、先生はたしかに朋子さんのお尻を触っていました。ソフトタッチというよりは、両手で下からベタッという感じで触っていた」(吹奏楽部OB)

 実はY氏のセクハラ行為を訴えたのは朋子さんだけではなかった。この吹奏楽部OBは別の女子部員からも相談を受けたという。

「彼女もやはりホワイトボードの前でお尻を触られて、すごく嫌だったといっていました。朋子さんから相談されていたこともあり、僕たちだけでは何もできないので、副顧問の先生に相談したんです」(同前)

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