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2014.11.17 15:59  週刊ポスト

元AV男優・加藤鷹氏 突出して前頭葉の一部分が発達していた

 行為中、相手の興奮度を確認する手段のひとつが「あえぎ声」だが、あえぎ声を発するのは、アカホエザルというサルを除けば人間だけだという。動物行動学研究家の竹内久美子氏は、推論として「人間だけが隠れて性行為を営むことと関係しているのではないか」)という説を唱えているが、解剖学的見地から見ればどうか。

 女性のほうがあえぎ声を出しやすい理由として、「正常位など女性が腹部を圧迫される体勢をとることが多いため」という説がある。しかし東京イセアクリニック銀座院・院長の上原恵理氏は、「これはあくまでも俗説」と否定する。

「よほど強く突かれれば、衝撃と驚きによって声が漏れることがあるかもしれませんが、それは快感の声とはいえません」

 脳科学者の塩田久嗣氏はこう解説する。

「性行為で気持ちいい時は男も女も多幸感を呼ぶドーパミンが大量に出ている状態で、中脳の快楽中枢が活性化している。ところが脳内構造に男女の違いがあるために、快楽の表現の仕方が変わってくるのです。

 感覚を司る右脳と思考を司る左脳を結ぶ神経の束である『脳梁』は、一般的に女性のほうが太い。男性は感情を抑制する前頭葉の底部が女性より大きい。その結果、刺激や快楽の信号を多く受け取る女性が感情を表出させやすい一方で、男性は気持ちいいという感情を抑圧するという傾向があります」

 前頭葉は感情を抑える一方で、想像を膨らませる思考力を司る。ここが発達している人ほど想像力を高めてよりセックスを楽しむ傾向があるという。ちなみに塩田氏が以前、元AV男優である加藤鷹氏の脳を調べたところ、突出して前頭葉の一部分が発達していたのだとか。

 感情のままに感じて声を出す女性、想像を膨らませて静かに快感を楽しむ男性──確かにそんなイメージはある。

※週刊ポスト2014年11月21日号

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