国際情報

中国で10代男性のエイズ患者急増中 興味半分の交渉が原因か

 中国でエイズ患者が増加している。1985年1月から今年10月までの間で、中国全土でエイズ患者は累計で50万人を超え、そのうち15万人が死亡している。エイズ感染の原因の95%は性行為によるものだが、そのうち75%の患者はホモセクシャルで、とくに15歳から19歳までの未成年の男子が最も多く、エイズ患者の半数はこの年代で、最年少は14歳だったという。中国各紙が報じた。

 中国のエイズ患者は全国的にまんべんなく広がっているが、それでも北京や上海などの大都市部に多く、年齢も10代の男子が急増している。これはネットの発達によって、おもしろ半分にホモセクシャルの世界に入る高校生や大学生が多いことを物語っている。

 北京では今年10月までのほぼ30年間の累計で18635人がエイズに罹患しているが、今年に入って2932人と急激に増えている。このうちの73.5%がホモセクシャルだ。

 これは全国的な傾向で、河北省ではエイズ患者は今年だけで9601人だが、そのうちの89.5%がホモセクシャルで、河南省では同じくエイズ患者の96.3%を占めている。

 中国衛生省関係者によると、上海のホモセクシャルは10万人を超えており、高校生や大学生が興味半分に交渉を持つなどして、エイズに感染するケールがあとを絶たない。

 ホモセクシャルは北京や上海など大都市に居住する教育程度の高い男性に多く、成人男性のうち8割が既婚者で、知らず知らずのうちに、配偶者も夫との性行為によってエイズに罹患するケースが多くなっている。

関連キーワード

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン