「住まい探しの第一歩としては、ポータルサイトなどが運営しているサイトで、家賃相場やざっくりとしたエリア情報を調べても良いでしょう。ただし、具体的な物件を探すなら、不動産会社が情報をダイレクトに掲載している住宅情報の専門サイトを利用すること。そういったサイトは、掲載物件数が桁違いに多いですし、情報が新しく、ユーザーに必要なポイントがわかりやすい上、判断材料になる情報が、正確で過不足なく書かれています。
また、探す時にとても便利なのは、“あいまい検索”ができるサイト。例えば『HOME’S』の場合、『フリーワード検索』という機能があり、住みたい場所や希望の条件を自分の言葉で入力できます。具体例としては、『新宿まで30分』などのあいまいな条件を入れて検索すると、選択の幅が広がります。自分では想定していなかったエリアが、実はライフスタイルに合っていたというケースもありますよ」(秋津さん)
フリーワード検索を使うと、「これだけは外せない」といったこだわりの条件や、「こんな住まいがいいな」という漠然としたイメージで探すことも可能だ。
「引っ越しのピークは1月中旬から3月いっぱい。この時期は空き物件が出ても1日で埋まってしまうこともありますから、住まい探しをするなら、年末年始の休みを使って、不動産情報サイトなどで情報をしっかり集めておきましょう。希望のエリアを絞れていたら、実際に歩いて、周辺環境をリサーチするのもいいですね。
2~3月になると家賃も引っ越し費用も高くなりますが、1月中ならまだ余裕がありますし、理想の住まいを見つけたいならピーク時期になる前、今すぐ物件チェックを始めると良いですよ」(秋津さん)