芸能

第1子誕生の浅尾美和「ママタレで生き残るのは難しい」の評

 小麦色の肌で砂浜を躍動した「ビーチの妖精」が母親になった。12月16日、元ビーチバレー選手の浅尾美和(28)に待望の第1子が誕生し、自身のブログで〈出産という自分の人生にとってとても大きな出来事に想う事が多く、うまく文章にできません〉とファンに喜びを報告した。

 浅尾は2012年末に現役を引退し、翌2013年4月に結婚を発表。東京で美容師をしていたバレーボール経験者の30代の夫とは浅尾が21歳の時に知り合い、25歳頃から交際に発展したという。

 夫は結婚を機に独立し、名古屋近郊で美容室を開業して、浅尾も生活の拠点を移した。2014年2月に名古屋市内のホテルで挙げた結婚披露宴の模様はレギュラー出演する中京テレビの番組内で放送された。

「アスリート」と「妻」という肩書きに加えて、これからは「母」の役割を担う浅尾だが、全国区の人気を博した現役時代に比べたら、「アスリート」としての仕事ぶりはかなり地味な印象だ。

「現役時代は愛くるしい美貌と抜群のスタイルで多くのファンを獲得しましたが、オリンピックに出場したわけでもなく、国内で圧倒的な強さを誇ったわけでもない。

 アスリートとしての実績は決して一流ではなかったので、スポーツ全般のレポーターを務めるには力不足だった。かといってトークが得意なタイプでもないので、バラエティ番組向きとはいえなかった」(テレビ局社員)

 引退時に所属事務所は「スポーツレポーターなどの仕事はサブで、子供教室を開くなどあくまでビーチバレーの仕事がメイン」と今後の方向性を語っていたが、現在はタレント活動がメインといっていいだろう。

 地方でのイベントに出演することも多く、2013年8月には競艇場での1回15分のトークショーのギャラが200万円だったと『週刊新潮』に報じられた。その方向では最近流行の「ママタレント」という道も開けるが、人気のジャンルだけに競争は激しい。

「辻希美や小倉優子、木下優樹菜、藤本美貴など、ママタレ枠にはアイドルやグラビア出身のタレントがひしめいている。

 ママタレとして活躍できるのは、主婦の共感を得られる親しみやすさと、憧れられる存在感を兼ね備えたほんの一握り。ママタレとして生き残るのは至難の業です」(広告代理店社員)

 ビーチバレー選手としては手に入れられなかったトップの座を、ママタレとして手に入れる戦いが始まった。

※週刊ポスト2015年1月1・9日号

関連記事

トピックス

バレーボール女子日本代表監督の眞鍋政義氏が“火の鳥不倫”か(時事通信)
元女子バレー代表監督・眞鍋政義氏が騒動で初コメント「軽率な行動でご迷惑を…」 近く発表の新監督人事は
NEWSポストセブン
物件探しデートを楽しむ宮司アナと常田氏
《祝!結婚》フジ宮司愛海アナ、結婚発表直前に見せていた「常田俊太郎氏とのラブラブ内見デート」 局内では「歩くたびに祝福の声」
NEWSポストセブン
豪華リフォームの要求が止まらない紀子さま(写真/時事通信フォト)
50億円改修工事が終わったはずの秋篠宮邸、はやくも新たな修繕工事の計画がスタート 宮内庁は工事の具体的な内容や価格などは明かさず 
女性セブン
墓に向き合ったTaiga
《桜塚やっくんの墓参りに密着》11回目の命日…女装研究家になった元バンドメンバーTaiGaの告白「やっくんの夢だった『武道館での歌唱』を叶えたい」
NEWSポストセブン
ツアーを終え、ロンドンに戻った宇多田ヒカル(2024年9月)
【全文公開】宇多田ヒカル、新パートナーはエルメスの店舗デザインも手掛けたグラフィックアーティスト ロンドンでひとときの逢瀬を楽しむ適度な距離感 
女性セブン
かつてバンドメンバーだった桜塚やっくんとTaiga(右)
【目の前で目撃】37歳で急逝・桜塚やっくんの命日に元バンドメンバーが墓参り 事故当日の詳細を初告白「悔やんでも悔やみきれません」
NEWSポストセブン
4月クールに『アンチヒーロー』で主演をつとめた長谷川博己
ドラマ『アンチヒーロー』で衣装に関する“200万円請求書”騒動 長谷川博己のオリジナルコート制作費をめぐってスタイリストと制作サイドが衝突か
女性セブン
佐賀空港を出発される愛子さま(時事通信フォト)
雅子さま「午後だけで4回もの休憩」不安視された22年ぶり佐賀訪問で初めて明かした「愛子さまとの私的な会話」
NEWSポストセブン
《防弾チョッキ着用で出廷》「フルフェイスヒットマン」は「元神戸山口組No.2」中田浩司組長だったのか 初公判で検察が明かした「2秒で6発の銃撃を浴びせた瞬間」
《防弾チョッキ着用で出廷》「フルフェイスヒットマン」は「元神戸山口組No.2」中田浩司若頭だったのか 初公判で検察が明かした「2秒で6発の銃撃を浴びせた瞬間」
NEWSポストセブン
ドキュメンタリー映画『Screams Before Silence』でインタビューに応じるアミット(映画の公式インスタグラムより)
《55日間のハマス人質日記》囚われた女性が語る地獄の日々「生理の時期を毎日確認されて…」【音楽フェス襲撃から1年】
NEWSポストセブン
10月8日、美智子さまは「右大腿骨上部の骨折」の手術を受けられた(撮影/JMPA)
美智子さま「大腿骨の上部骨折」で手術 待ち受ける壮絶リハビリ、骨折前より歩行機能が低下する可能性も
女性セブン
カニエ(左)とビアンカ・センソリ(右)(Getty Images)
「ほぼ丸出し」“過激ファッション”物議のビアンカ・センソリが「東京移住計画」ラッパーのカニエ・ウェストと銀座に出没、「街中ではやめてくれ」の指摘も
NEWSポストセブン