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2014.12.24 15:59  週刊ポスト

樋口毅宏 岩井志麻子と「NTR」に潜むエロスの魅力語り合う

 近年、アダルトビデオや官能ノベルでは「NTR(寝取る、寝取られる)」がひとつのジャンルとして確立している。NTRの設定が雑誌連載時から大きな反響を集めた長編小説『愛される資格』が単行本化された樋口毅宏氏と、艶話の女王・岩井志麻子氏が「NTR」の魅力について語りあった。

 * * *
樋口毅宏(以下、樋口):僕は小説を書く前はエロ本の、それもかなりマニア向けの編集者を長年やっていたんです。

岩井志麻子(以下、岩井):マニアって、どっち系ですか?

樋口:例えば読者が自分の奥さんや彼女のハメ撮り写真を送ってきたり、自分の奥さんを編集部に連れてきて、他の男とセックスさせたり。自分の女が寝取られることに興奮する男っているんですよ。ギリシャ神話でカンダウリズム。現代のネット用語では「NTR」っていうんですけど。

岩井:私、AV監督もやらせていただきましたけど、AV女優になった理由を聞くと、彼に出てみろと言われたとか、旦那に勧められたというのが意外なほど多いんですよ。自分の女房や彼女がAVに出て、他の男とヤッてるのを見て興奮する。女も、彼に見られてる、旦那に見られてるっていうので興奮する。それってSなんだか、Mなんだか。

樋口:ないまぜですよね。僕も男性読者に頼まれて相当な数の奥さんとセックスしました。だから、途中から何人としたか、数えるのをやめたんです。

岩井:その時、全部の奥さんにビンビンになった? これは無理っていう相手はおらんかったの?

樋口:いました、いました。体重150キロの中年女性の時は、当日、腹痛でどうしても起きられなかった(苦笑)。でもそれ以外は、相手が20代でも50代でもヤリましたよ。仕事でしたし。

岩井:みんなが見てて、ライトもついている状況で?

樋口:はい。

岩井:すごい。AV男優になれるじゃないですか。

樋口:無理です、無理です。調子のいい悪いがあって、今日はすごくキレイな女性だなっていう時に限って勃たなかったり、ちょっと勘弁してほしいという相手になぜかギンギンだったり。マゾなんでしょうか。

※週刊ポスト2015年1月1・9日号

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