「日テレタワーには地下2階から2階に8店舗の飲食店があり、こちらは日本テレビの入構証がなくても利用できます。500円券はこの8店で利用できるのですが、前回、同様の企画をしたときには予想を上回る利用数だったそうです。週間視聴率三冠王をとるたびに食堂無料が実施されてきたので、去年のように33回もあるとメニューがマンネリ化して飽きてくる。違う味を求める人が少なくないのかも」(制作局・30代女性)
好調な会社は働く人たちの食の好みにも配慮する余裕があるのかと感心するようなサービスぶりだが、実際には別の思惑もあるという。
「500円券で利用できる飲食店は日テレタワーの店子、つまり日本テレビという会社にとって家賃を払ってくれるお客さんでもあります。これら飲食店にとってランチ客の確保は重要ですが、汐留でも奥のほうにあるので苦戦している店が少なくない。今回のランチフェスティバルは福利厚生の一環ですが、家賃収入を安定させるための店子救済策の側面もありますね」(報道局・40代男性)
日本テレビで働く人、会社、テナントの三方一両得。もちろん、食べるのが大好きな水卜アナにとっても朗報だろう。