芸能

平子理沙、アンミカ、V6三宅ら実践 42℃入浴アンチエイジング

 5年ぶりに発売した写真集『heaven』(ワニブックス刊)が2万部を超える大ヒットとなっている平子理沙(44才)。今月14日に44才を迎えた彼女だが、インターネット上では《顔全体のハリがすごい》《どうやってあのプロポーションを維持してるのか教えてもらいたい》など、そのルックスについて話題が尽きない状況になっている。

 平子が実践しているのは、42℃の熱めのお湯に10分間つかるだけ。この42℃入浴は平子のほか、アンミカ(42才)やV6・三宅健(35才)など芸能人も多数実践している。

 夏木マリ(62才)もそのひとり。2013年1月に『はなまるマーケット』に出演した彼女はこう語っていた。

「私は42℃くらい。熱いんですよ。お風呂に入れば入るほど、女性は美しくなります」

 慶應義塾大学薬学部の水島徹教授によると、42℃入浴時、体内ではこんなミラクル!? が起きているという。

「2012年に慶應大、熊本大、再春館製薬所などが共同で行ったマウス実験で、“42℃の湯に5分間つけると、紫外線によるしわを予防できる”という結果が出たんです。これは、『ヒートショックプロテイン(HSP)』という成分の働きによるものです」

 HSPは、熱や運動といった軽い刺激を細胞が受けると作られる特殊なたんぱく質のこと。

「いくつもの種類があるHSPですが、その中でもHSP 70は紫外線によるコラーゲン層のダメージや分解を防ぎ、HSP 47は良質なコラーゲンを作り出すことで、小じわの予防や改善が期待できるんです」(前出・水島教授)

 近年、37~38℃前後のぬるま湯で長時間半身浴するのが流行しているが、低い温度では効率的にHSPが作られないため、アンチエイジングには42℃という熱めのお湯がベストだという。

「全身浴で10分もつかれば、体内ではどんどんHSPが作り出されます。もし、42℃が熱すぎるというのなら、途中でお湯から出て涼んだり、ほんの少しだけお湯の温度を下げ、代わりにつかる時間を長くするのも手です。40℃なら20分くらいがいいとされています。もし設定ができないなら、風呂用の温度計でしっかり測りましょう」(前出・水島教授)

 個人差はあるがHSPは作られてから24~48時間ほど体内にとどまっている。毎日の42℃入浴が難しいなら、2日に1度でも行えば、効果が出てくるそうだ。

※女性セブン2015年3月12日号

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