国内

72才の名士 41才女性と結婚宣言も親族は「財産狙い」と反対

 妻と離婚や死別した高齢男性と結婚し、亡くなった後に多額の保険金や遺産という“報酬”を堂々と受け取る「後妻業」。夫や交際相手に次々と青酸化合物をのませて殺害し、多額の遺産や保険金を手にしていたとされる筧千佐子容疑者(68才)はまさにそれを生業にしていた。2013年12月の夫・勇夫さん殺害だけでなく、内縁関係にあり2012年8に死亡した男性についても殺害を認める供述を始め、事件が再び動き出した。

 会社員の下村舞さん(仮名・25才)の祖父(72才)は、地方議員経験もある地元の名士。10年前に祖母が他界してからひとり暮らしをしていたが、昨年秋になって、突然「再婚する」と言い出した。

「相手は社交ダンスサークルで知り合ったという41才の女性で、祖父より30才以上も年下。しかも、彼女は妊娠4か月だというんです」

 祖父は「子供ができた以上は責任を取らないと」とどこか誇らしげだが、舞さんたちの思いは複雑だ。祖父には土地など相当な財産があり、親族の間では「財産目当てに違いない」「本当に祖父の子なのか?」と彼女を疑う声があがった。

 そして親族のひとりが探偵事務所に相手女性の身辺調査を依頼すると、驚くべき素性が明らかになった。

「彼女は戸籍上、結婚経験はありませんが、内縁関係にあった男性が数人いました。しかも、祖父は『2年前から交際を始めた』と言っていますが、彼女は昨年夏まで別の男性と同棲していた。しかも、その男性には2000万円近い借金があることが発覚したんです」(舞さん)

 さらに女性は祖父に「介護士をしていた」と話していたがその経歴もウソで、ホステスのアルバイトなどをしながら交際相手に食べさせてもらっていたことが判明した。

「この“限りなくクロに近い”報告書を見せると、祖父は納得するどころか、『デタラメだ! お前たちのほうが信用できん』と激怒。絶縁状態になってしまいました。せめて子供が生まれたらDNA鑑定を受けてほしいと言っているんですが…」(舞さん)

 筧容疑者の事件もあり、舞さんは祖父の生命を心配する日々だという。

※女性セブン2015年3月19日号

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン