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2015.03.13 15:59  週刊ポスト

男性のアブノーマル要求 承諾する女性心理を官能小説家解説

 現在公開中の映画『娚の一生』で世の男性の関心を集めているのは、ヒロインを演じる榮倉奈々のスラリと伸びた生足に豊川悦司演じる主人公が熱烈な「足キス」をする場面だ。思いもせぬ求めに躊躇し後じさりする女性の両脚を挟み、足の指を口に含み舐め回す──どんな男性も少なからず女性への「Hな要求」を胸に抱えている。

 2月25日に神戸市内のファミレスで起きた事件は、そんな男の願望が暴走した結果だった。店内にいた会社員女性(44)がおもむろにコートを脱いでTバックとガーターベルトだけのほぼ全裸になり、その様子を同伴男性(52)がスマホで撮影したのだ。

 店員の通報で駆け付けた警官が2人を迷惑防止条例違反で逮捕した。事件について捜査関係者は、「そういうカップルの露出プレイだったようだ」と語り、男の要求に女が応じた末の行為だったとの見方を示唆した。

 何ともお騒がせな事件だが、それにしても驚かされるのは逮捕されるリスクを負ってまで女性が男の「Hな要求」に応じたことだ。官能小説家の大泉りかさんが語る。

「もともとマニアしか考えなかった性的妄想が、AVなどで視覚化され一般の人の目にも触れるようになった昨今では“自分もやってみたい”と思う男性が増え、女性への要求がエスカレートしているように感じます。

 私も彼氏に言われてミニスカートにノーパンでコンビニに行かされて、Hな雑誌を買って来てとお願いされたことがあります。恥ずかしいですが、断わる気まずさよりも“それで彼が喜んでくれるなら”という気持ちが勝って承諾してしまいました。そうした経験を持つ女性は少なくないと思います」

 もちろん要求に閉口する女性は多いはずだが、ファミレス全裸女性のように積極的に参加するケースもあるから女のホンネはわからないものだ。

「抵抗がないというより、むしろ楽しみにしている女性も少なくないと思います。男性が『ハードルが高い』と思い込んで言い出せないでいる要求が女性にとってはまったく意に介さないことだったり、逆に男性が『これくらいは応じてくれるだろう』と軽く思っていることが激しく女性に嫌悪感を抱かせることもある」(大泉さん)

 男女の考える「Hな要求」には大きなギャップがあるようだ。

※週刊ポスト2015年3月20日号

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