スポーツ

菊地絵理香 人気急上昇中ゴルファーに下半身写真がない理由

『KKT杯バンテリンレディスオープン』(4月17~19日、熊本空港CC)で悲願のツアー初優勝を果たした菊地絵理香(26)。平均飛距離が233ヤード(53位、昨年5月測定)と“飛ばないプロ”で、持ち前のパットの正確さで掴んだ勝利といえる。もともと才能も実力も高く評価されてきただけに、今後は一気に女王争いに顔を出すと期待される。人気も急上昇中だ。

 そんな菊地にも思うようにパットが決まらない時代があった。2013年の『日本女子オープン』では、残り3ホールで単独首位に立つも2ホール連続3パットで自滅。精神面の弱さが指摘されたが、本人は「勝てないのはメンタルでなく技術」と猛練習に励んだ。

「中学時代も含め、練習のやり過ぎでこれまでに肋骨を3回も折ったほどの努力家。若手が台頭する中、優勝争いしながら結局2位に終わったことが3回と“勝てないプロ”の烙印も押されたが、腐ることなく遅くまでコースで練習していた」(ゴルフ記者)

 転機は今年2月の合宿だった。偶然居合わせた谷口徹から、「常にハンドファーストを心がけ、カップまでの距離感を合わせることだけを考えて」とアドバイスされたことを菊地は優勝後の会見で語っている。

 平均パット数は昨年度52位(1.8284)から今年度は2位(1.7595)にジャンプアップ。冒頭のツアー最終日には、9番で12メートル以上のバーディーパットを決めた。こんな人物評も。

「美人で見た感じはツンツンしてるけど、サインや写真撮影に気さくに応じるツンデレちゃん。誰からも愛される存在です。下半身が太くたくましく、そのせいかガニマタで歩くので、カメラマンは上半身のヌキで撮るのが常識になっています(笑い)」(スポーツ紙カメラマン)

 ゴルフ界の「エリカ様」も話題が豊富なようだ。

※週刊ポスト2015年5月8・15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
3大会連続の五輪出場
【闘病を乗り越えてパリ五輪出場決定】池江璃花子、強くなるために決断した“母の支え”との別れ
女性セブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン