■身だしなみが整っていない奴
本来、学生にするべき説教ですが……。身だしなみが整っていない面接官っているのですよ。鼻毛、鼻くそが丸見えの人なんかがいるのですね。見ていて、辛いです。笑うのをこらえたり、気持ち悪さに耐えたり。髪が寝癖の人なんかもいたりするわけです。これは、普段、人前に出ない管理部門などの人にありがちですね。管理部門、カタイ部署なのに。
人のコンプレックスのことを笑うのはよくないなと思いつつも、ズラがズレている人もたまにいます。相手に笑われないためにも、ちゃんと固定しましょう。
身だしなみとは少し違いますが、オシャレに力を入れているようで滑っている奴。これも痛いです。ベンチャー企業の若手採用担当者に多いのですが、やたらと襟を強調したワイシャツや、ワイドなストライプのジャケットを着て、髪をワックスできめている人なんかがいるわけですが、似合わないと痛いだけなのですよね。
学生にマナーの件で色々言う前に、自分の身だしなみを何とかしましょう。
■加齢臭、香水臭がする奴
そんなに広くない面接室で、加齢臭、香水の臭いはたまりません。密室ですからね。スメハラ(スメルハラスメント)ですよ、これ。人事部の社員はさすがに意識していると思いますが、現場の営業の社員などが面接に參加する際によくあるトラブルですね。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、危ないです。今一度、気をつけてもらいたいものです。
まだまだありますが、この辺で。自社が採りたいと思うような学生ほど、面接官をよく見ているのですよね。就職情報会社各社の調査を見ると、多くの学生が面接官や面接の中身で企業を決めるという結果が出ているのですね。これを読んでいる企業の皆さん、今一度面接官と、面接の中身を見なおしてもらいたいです。
学生さんも、「自分がこの企業を面接してやる」くらいの気持ちで臨みましょう。