ライフ

尊く美しいおっぱいの褒め方 基本4種類に優劣も貴賤もない

 褒める技術は大人としてのたしなみのイロハ。そのためには対象を深く観察する力と知識が必要がなくてはならない。大人力コラムニストの石原壮一郎氏が「女性美」のひとつを考える。

 * * *
 人は好ましいと思うものについては、詳しく知りたくなります。そして詳しく知れば知るほど、その魅力をさらに深く堪能できます。花の名前をたくさん覚えれば、花がもっと好きになり、花をもっと楽しむことができるでしょう。大人にとって知ることは何よりの愛情表現であり、最大限の敬意の示し方に他なりません。

 おっぱいもしかり。しかし、こんなにも大好きで、折に触れて励ましてもらっているおっぱいについて、私たちは十分に知る努力をしているでしょうか。花の名前といえば桜かチューリップぐらいしか知らないようでは大人として情けないように、おっぱいをホメるときに「巨乳だ」とか「美乳だ」としか言えないようでは大人の名折れ。恥ずかしくておっぱいに顔向けできません。いや、それは困ります。

 まずは、その形について基本的な分類を知っておきましょう。高低差が控え目な「皿型」、上下対称に盛り上がっている「円錐型」、お椀のようなドームのような「半球型」、力強く全体が突き出している「釣鐘型」と、おっぱいには大きく分けてこの4種類があります。もちろん、すべての形すべての大きさはどれも尊く、優劣も貴賤もありません。

 今度、おっぱいと対峙する機会があったら、種類の名前を盛り込んだホメ方をしてみましょう。「まるで柿右衛門のように気品のある皿形だね」「幾何学の美しさを体現したというか、アルキメデスも裸で風呂を飛び出しそうな円錐型だね」「左右を合わせたら完全な球体ができそうな、まさに完全な美を備えた半球型だね」「108回撞いたらすべての煩悩を包み込んでくれそうな、神秘的な釣鐘型だね」……。たとえば、こんな感じでしょうか。

 もちろん、それぞれの形状の気配は残しつつも、重力に身をまかせているタイプのおっぱいもあります。ホメるつもりで「いい垂れ具合だね」と言っても、おそらく喜んではもらえません。「男の顔は履歴書だっていうけど、女性のおっぱいは夢のゆりかごだね」などと抽象的な表現で持ち上げておくのはどうでしょう。物理的にも持ち上げつつ。

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン