驚いたのは、東のすぐあとに「自宅でコソコソ」の趣味を紹介した温水洋一。自宅の湯船に仰向けで体を浸し、後頭部の乾いた髪を湯にひたひたする瞬間が最高なのだという。ふさふさしている人ではないところが奥深い。さらには「ビールに枝豆」が大好物で、その枝豆の皮をまるでフグ刺しのごとくきれいに並べるのという温水流晩酌術もちっちゃく公開。そこになんの芸術性もないところか素晴らしい。
そういえば、かの大女優松坂慶子も大河ドラマの合間の楽しみといえば、「手をちっちゃくぶるぶるひらひらすること」だと語っていた。なにしろ現場では重たい打掛やらカツラやらで体を思い切り動かすことができず、ガチガチになりやすい。そこで考案したぶるぶるで、高畑淳子や余貴美子も実践しているらしい。日本の大女優はみんなちっちゃくぶるぶる。これもいい話だ。
元暴走族というハイヒール・モモコの特技は、「箱乗りしながら鉄パイプを道路につけて火花を出すこと」で、火花のキラキラチラチラ具合がきれいで有名だったというし、まだまだこの手の話は埋もれているに違いない。芸能人トークの新たな宝の山。チラチラ出てこい、ちっちゃい話!