ライフ

女児向け「キッズ脱毛」プラン 背景に子供ならではの悩みも

 夏になると女性のファッションも露出が多いものが中心となるが、シーズンを前に脱毛サロンはさまざまな手法で商戦を勝ち抜こうと奮闘中だ。最近では大人の女性だけでなく、キッズ層向けの脱毛プランも提供されているという。都内の脱毛サロンに勤務するスタッフのAさん(20代女性)は、キッズ脱毛のニーズについてこう話す。

「うちのサロンでは7歳のお客様から脱毛を始めることができます。お子様自身が脱毛をしたいとおっしゃる場合もありますが、お母様が『プールの時や、ショートパンツをはいた時に目立たないように』とご契約する場合もあります。ただし、まだ毛が発育途中なので小学生の時に脱毛を行っても後々新しい毛が生えてくることがあります。のちに生えてくる毛を薄くするという点では効果があると思いますね」(Aさん)

 脱毛の低年齢化と聞くと驚く人もいるかもしれないが、子どもならではの悩みを抱えている者も少なくない。別の脱毛サロンに勤務するBさん(20代女性)は、こう語る。

「私自身、小学生の頃は毛深いことがとても悩みで小学4年生頃からカミソリで自己処理をしていました。足と腕、それから鼻下のヒゲのような産毛も気になって剃っていたんです。そうするとジョリジョリして肌触りも悪く、赤いプツプツもできてしまった。小学生時代は毛深くてイジメにあっていた同級生もいたので、そうならないよう子どもなりに気をつけていました。

 私と同じような体験をしている子どもは、今も多いと思います。カミソリで綺麗な肌を傷つけるのは肌にもよくないですし、サロンで脱毛するほうが確実に肌にはよいでしょう」

 そう言いながらも、小学校時代から脱毛サロンに通うことについて、必ずしも推奨しているわけではないという。

「個人的な考えとしては、脱毛は値段もそれなりにかかるので、高校生ぐらいになって毛が安定してから脱毛サロンで処理をし、それまでの間はカミソリではなく除毛クリームなどを使うこともオススメします。そのほうが経済的ですし、ジョリジョリした手触りはカミソリよりも和らぎます」(Bさん)

 女性ならではの毛の悩みは幼少期からつきものだが、脱毛サロンでの施術はこうした悩みを解決する選択肢のひとつだろう。とはいえ、とくにキッズ脱毛の場合はサロンで専門スタッフとともに相談を重ねながら、最善の方法を考える必要がありそうだ。

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン