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好き嫌い多い息子に「頑張って食べよう」という先生に父激怒

 周りにいて困ってしまうのが、導火線が短い人。埼玉県に住むダンス教室のインストラクター・Fさん(37才)は、宅配業の夫(34才)と5才の長男、2才の長女と4人暮らし。その夫が導火線が短いのだという…。

 * * *
 悪い人じゃないんだけどね。ダンナほど導火線の短い人は見たことがない。この前も、息子が通うT幼稚園の先生としょうもないことでモメたわけ。

 ダンナは自分が子供の頃から食べ物の好き嫌いが激しいから、息子にも「好きなものだけ食べろ。嫌いなものなんか食べなくていい」って言うの。

 でも幼稚園の先生は「ひと口でもいいから、がんばって食べてみよう」って言うじゃない。息子からその話を聞いたとたんよ。

 わざわざ幼稚園まで押しかけて行って、「子供が嫌いなものを食わせるなッ」と、ダンナが言えば、幼稚園の先生も“食育”の理論で応戦して、最後はダンナが「明日からF幼稚園に転園させる」ってタンカを切っちゃった。

 転園すると、新たに入園金やら新しい制服、体操着、通園バッグも買わないといけない。それでも「男に二言はないッ」とムキになって…。

 F幼稚園に行くには、T幼稚園の前を通らなくちゃならないのね。お世話になった先生に見つからないよう、早足で。でも近所のスーパーでも、バッタリ会ったりして、気まずいなんてもんじゃない。

 そのたびに親子3人でコソコソと逃げ回るの、もう、イヤッ。

※女性セブン2015年7月9・16日号

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