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2015.07.01 07:00  NEWSポストセブン

人気の料理YouTuber 材料&分量にこだわって再生回数UP

 人気の動画サイト『YouTube』で、独自の動画を公開し続けているYouTuberたち。世界のYouTuberのなかには、その広告収入で数億円稼ぐ人もいる!?と話題沸騰中。日本でもHIKAKINさんをはじめ有名YouTuberが続々と誕生しているが、海外からも人気となっているのが『Cooking with Dog』。犬のフランシスと女性シェフが、親子丼やたこ焼きなど日本の料理を実演。レシピはフランシスが英語のナレーションで説明し、日本語の字幕で紹介するというスタイルで、現在チャンネル登録者数は98万人以上という人気だ。本名は明かしていないという制作者とシェフに制作秘話を教えてもらった。

――動画を公開するようになったきっかけを教えてください。

制作者(以下、制):最初に動画を公開したのは2007年9月9日です。もともとアメリカのロサンゼルスで、ドキュメンタリーや映画の映像の仕事を2年ほどしていたんですが、ビザの関係で日本に帰国。その後、英語と映像をいかした仕事をやりたいと探していたときに、YouTubeと出合ったんです。

——−料理というジャンルで動画を作ろうとしたのはどうしてですか。

制:日本の情報を海外に発信することに興味がありましたし、ロサンゼルスにいた時に日本食が流行っていたので料理というテーマにいきつきました。そこで、シェフにカメラの前で料理をつくってもらえないかとお願いしました。

――シェフとのご関係は明かしていなんですよね。

制:そうですね。一切明かしていません。他のチャンネルとの差別化もあるし、そこら辺は曖昧にしていたほうが見ている側も想像しながら楽しんでもらえるかなと。
   
シェフ(以下、シ):実はシェフという呼び名も、最初はこちらから名乗ったわけではないんです。視聴者からのコメントがきっかけで、シェフと呼ばれるようになりました。

――フランシスを登場させようと思った理由はなんですか。

制:シェフと動画を作るための話し合いの段階で決めました。もともとシェフとフランシスは一緒に暮らしているので、ふつうの家庭では犬が台所にくることもあるし、フランシスとシェフがそばにいることでお互いに安心できる。もちろん、犬がキッチンにいるのはどうかという批判もあるかと思いましたが、結果的に他の料理動画との差別化もできたと思います。

――ブレイクのきっかけは何だったのですか。

制:この動画がきっかけというのがあるわけではないんです。動画投稿を始めてから7~8年の長い時間かけて徐々に人気が出てきた感じです。

 例えばカスタードプリンやお弁当などは人気のある動画なんですが、そのブームに一時的に乗ったとしても人気は長く続かない。それよりも長く何度も見てもらえる動画をたくさん作ってきた積み重ねによって、ファンのかたが増えたのだと思います。

――撮影の苦労やこだわりを教えてください。

制:撮影用の機材も最初は、工事現場などで使っているようなオレンジ色のライトをホームセンターで購入して、カメラ1台で撮影を始めました。そこから少しずつ改善を繰り返して、今では撮影用照明を使い、カメラも4台になりました。

 カメラは、2台を同時に回して撮影しています。また、全体の映像と手元のズームアップを撮影するために、同じレシピを毎回2度ずつ実演しています。そのため、撮影にも編集にも手間がかかります。シーンごとに手順を写真に撮っておいて、矛盾がないように段取りや構成をしっかり組んで行っています。

シ:私は、使う食材の鮮度や見栄えにこだわっています。例えば、生しいたけでも新鮮でしわのよっていないものを使いたいので、わざわざしいたけを収穫しに出向いたり、スーパーなどで2~3パック買って選別したりするんです。
 
あと、料理はオリジナルレシピなので、毎回、撮影前までに最低2回は作ってみます。うまくいかないときは数えきれないくらい作ります(笑い)。収録してから公開するまでに2週間あるので、しょう油やみりんなどの分量は、撮影後でも納得するまで何度も分量を調整しています。

————動物が相手だと撮影も大変ではないですか。

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