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北陸新幹線開通で「長野新幹線」の名前消え県民素直に喜べず

 5月、「スターバックスコーヒー シャミネ鳥取店」がオープン。全国で唯一「スタバ」がなかった鳥取では「スタバはないけどスナバはあります」と平井伸治県知事が「自虐PR」をしたが、それも解消された。でも、実はどの県にだって恥ずかしい自虐ネタはあるんです。

【山梨県】〈海がないのに寿司店数ナンバーワン!〉

 なぜか人口比の寿司店舗数1位となっている山梨県。意外な結果だが、県民に聞くと納得の表情。

「小さな頃から外食といえば寿司だった。海がないからか、“ご馳走=お寿司”というイメージが定着していて、みんなありがたがってしまうのかも」(30代男性)

【長野県】〈消えた「長野新幹線」の名前にモヤモヤしている〉

 富山県、石川県が北陸新幹線開業ブームに沸く中で、忸怩たる思いなのが長野県民。東京―金沢間の開通によって、それまでの「長野新幹線」という名前が廃止されてしまった。県知事や県の経済界は名称存続を求めていたが、その願いが聞き届けられることはなかった。

「だから長野県民は北陸新幹線開通の盛り上がりを素直に喜べないんです。“通り過ぎるだけの県”になってしまったみたいで……」(60代の長野市民)

【岐阜県】〈“県の父”と仰ぐ信長は愛知出身、滋賀で天下人に〉

 岐阜市の市制120周年を記念して、2009年に市民から寄贈されたのが「織田信長公」の銅像。8mの高さの台座に立つ3mの銅像は、3層の金箔が重ねられるキンキラぶりだ。岐阜市在住の70代男性が困惑気味に語る。

「信長は岐阜を命名したが、出身は尾張(愛知県)だし、天下人となって居を構えたのは安土城(滋賀県)。それを差し置いて信長像というのも恥ずかしい。夜に像がライトアップされるのもやりすぎです……」

※週刊ポスト2015年7月17・24日号

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