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2015.07.31 15:59  週刊ポスト

臨場感抜群 最新VR技術を用いた「360度AV」を体感してみた

 6月にロサンゼルスで開催された世界最大規模のゲーム見本市ではVR(仮想現実)技術を用いたディスプレイが大きな注目を集めた。そんな最新技術を、スマホを使ってお手軽に体験できる「ハコスコ」と呼ばれる画期的な装置がある。

 動画を再生したスマホを段ボール素材のゴーグル型装置に差し込み、双眼鏡のように覗き込むと、動画が立体的に見える。頭の向きを変えると、スマホの傾きセンサーの働きで動画も連動して動き、あたかも仮想空間の中にいるような感覚が得られる。

 VR装置用の動画撮影には特殊なカメラや装置が必要なためコンテンツの数はまだ少ないが、AV業界が新技術を早速活用し、専用のエロ動画を制作し始めた。その代表格である「エロスハウス」(DMM.R18)をハコスコを使って視聴してみた。

 舞台となるシェアハウスでは、人目も憚らずソファでいちゃつくカップルがいるかと思えば、トランプをする女性たちの脇でフェラに興じるカップルもいる。最後は10人の男女が同じ部屋で一気にセックスへとなだれ込む。ハコスコで見ると、まるで自分もシェアハウスの一員かと錯覚しそうな没入感を得られた。

 従来の動画と一番違うのは、自分が頭を上下左右に動かすことで視点が変わっていくこと。右斜め後ろのソファの男女を見たいと思うと、自分がその方向に首を動かす。そのシーンに飽きてきたら、今度はベッドの方に首を向け、別の男女のセックスを楽しむ。従来のAV作品では監督が編集した映像を見せられるだけだったが、VRエロ動画では、360度の全方位で、自ら主体的に見たい風景を選択できる。

 難点は、ズームする際にスマホ画面に触れて操作しなければならないことか。また、ハコスコは頭に固定できないために手で支えなければならない。

「カメラの性能の問題で、ズームするとボケてしまうなど、技術的にはまだまだ改善の余地ありです。今後については未定ですが、ハードの技術発展に取り残されることなく、どんどんVRエロ動画コンテンツを出していきたい」(DMM・VR担当者)

 その情熱には頭が下がるばかりだ。

※週刊ポスト2015年8月7日号

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