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2015.08.20 15:59  週刊ポスト

TENGA開発者 2年間1人で1日20時間試作品作りに没頭した

 オナニーグッズメーカー・TENGAの旗艦製品「ディープスロートカップ」は、発売10年にして世界40か国以上で累計700万個を突破するメガヒットとなった。この製品の登場が男性の自慰を変えた。

 2005年7月7日、TENGAの「ディープスロートカップ」をはじめカップシリーズ5種類が発売された。製品を開発したのは社長の松本光一氏。34歳で中古車販売会社を退社し、2年もの期間たった一人で「究極のオナニーグッズ」開発に没頭した。松本社長は、「朝6時から深夜2時まで毎日、試作品をつくる日々」だったと振り返る。

「ユーザーの羞恥心を排除するスタイリッシュさと、最高の使用感を同時に達成するのが目標でした。ただし、TENGAは女性器の代替品ではない。あくまでオナニーとセックスは別物、オナニーならではの快感を追求しています」

 オナニーといえば孤独な行為と思われていたが、TENGAの登場でそんなマイナスイメージは覆された。男性用ばかりか女性用のオナニーグッズも次々に手がけるなど、まさに性のパイオニア企業の地位を築いてきた。松本社長はいう。

「オナニーは特殊なことでも後ろめたいことでもなく、誰もがする当たり前の行為。スッキリすれば気分転換できる。TENGAはそのための、セクシャルウェルネスグッズなんです」

 同社が目指す“オナニー革命”に終わりはない。

※週刊ポスト2015年8月21・28日号

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