番組で浅田舞は「妹の分も」と白いお守りを手にした。この様子が放送されると、先日フィギュアスケート競技会へ復帰した妹の真央も持っているはずと三峯神社とお守りが評判をよび、今では日本全国からそれを求めて多くの人が参詣するきっかけとなった。それ以来、最寄り駅と神社を結ぶ唯一の路線バスは、白いお守りが手にできる1日になると増便しても座れない人が出るほどの混雑ぶりだ。
今年の11月1日は日曜日と重なったこともあり、とくに大勢の参詣者がやってきた。偶然、その日に休みがとれたお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、後輩芸人とともに三峯神社を参拝した体験をラジオ番組で語っている。山里の話によれば、混雑するからと後輩が運転する車で早めに都内を出発し午前4時に現地に到着したとき、すでに約1000人がお守りの頒布を待っていたという。
「毎月1日におこなっている『白』い『氣守』頒布は、一昨年の7月に始めました。11月1日は日曜日と重なったので、ふだんより大勢の参詣客を予想していつもより早めに対応したのですが、朝3時ごろには250台の駐車場がいっぱいになっていたようです。山の上にあるので冬になると積雪の心配などで参詣しづらくなるため、お正月より紅葉も楽しめる11月に多くの方がお詣り下さったのではないでしょうか」(前出・山中さん)
社にたどり着くまで苦労が伴うが、困難を切り開く力と強い運気をもたらし、心身を浄化し気力を充実させるという三峯神社とそのお守りへの注目は今後も続きそうだ。