「ハチがやってきたきっかけは、2011年の東日本大震災。水戸も大きな被害を受けて、町全体に活気がなかったんです。たまたま私の知り合いがハチをもらって、“この額の八を見て、町のみんなにちょっとでも和んでもらえたらいいよね”って話になって」(同売り場店長の長谷川香さん)
ハチはすぐに八の字眉の力を発揮。元気と一緒に金運も運んできた。
「ハチが来た年のサマージャンボで、早速500万円が当たったんです。その後も、グリーンジャンボの3等100万円や、ロト7で約1100万円などが立て続けに当せんしました。それからは、購入した宝くじでハチの額をさすったり、ハチを拝んでから窓口に並ぶ人が増えました」(前出・長谷川さん)
ハチのパワーは金運だけにとどまらない。宝くじの当せんはもちろん、受験に合格したり、就職や結婚が決まったり、数多くの幸運を呼んでいる。
「いちばん驚いたのは、病気が治ったという話。余命宣告されていたある年配女性がいたんです。でも、ハチの顔を見てから病院に行って検査したら、病気が治ってたというんですよ。その後売り場にお礼に来た彼女は健康そのもの。私たちも一緒になって、よかったよかったと喜びました」(前出・長谷川さん)
※女性セブン2015年12月10日号