●臨海は「キラキラポエム」
東京五輪を控えて人気のエリアだが、大部分が埋め立て地で歴史や伝統がない。かわりに「きらめき」「フロンティア」といったワードが多用され、「中学生の空想のようなキラキラポエム」(大山氏)があふれる。
《まるでフィクションのようなこの地を、私たちは『プラネット』と呼ぶことにした。》(ザ・タワーズ台場)
《ときめくために生まれた。》(ブリリア有明スカイタワー)
ちなみに大山氏が「マンションポエムの最高傑作」とする作品がこちら。
《「無色の東京」が東京の中にあります。それはフロンティアの場所。フロンティアとは、未開地を意味するのではなく、「国境」を指す。東京の中の世界のフロンティア。東京ベイエリア、晴海のアドレスが有する進化ポテンシャル。世界へ挑む、あなたにふさわしい「私極」の空間が、そこに誕生します。》(ドゥ・トゥール)
もう深すぎて意味がわからない!
(※コピーや物件情報は大山顕氏提供)
※週刊ポスト2015年12月25日号