母:あと、うちはロールキャベツといえばクリーム煮だったから、大人になってコンソメやトマト味を知ってびっくりしたわよ(笑い)。
息子:お店や友人宅で、それまで一般的だと思っていたわが家の定番料理が実は独特だったっていう発見は、驚くけど、楽しいよね。
母:でも、そういう発見があると料理の幅が広がるし、今回のりゅうたのレシピも参考になったわ。
息子:ぼくはお店で食べておいしいと感じた味やアイディアも、結構参考にしている。黒こしょうの使い方とか、調味料は取り入れやすいよ。
母:私は年齢を重ねて、やわらかい食感だったり、少量でも満足できる味を求めるようになった。料理を食べる相手も同年代のジジババが多いから、“昭和の味”が喜ばれる(笑い)。
息子:ぼくは今、結構ガッツリいってるけど、年齢や家族構成で当然変わっていくよね。
母:りゅうたも、結婚して子供ができたら、また変わるわよ。
撮影■今清水隆宏
※女性セブン2016年2月4日号