コアラ:名前に愛着がないというか、元々コアラという名前も自分で考えたわけじゃないんですよ。アニマル梯団というコンビ名が先にあって、2人とも本名でやってたんですけど、相方が“おさるにするわ”と言いだして。
テレビに出演するようになって1年くらいすると、「アニマル梯団なのに何で君だけ動物の名前じゃないの?」と言われるようになってきたんです。面倒くさいなと思ったんですけど(笑い)。じゃあ名前を付けてくださいと、ある深夜番組のプロデューサーに言ったら、つけてくれたのがコアラだったんですね。
――本当は嫌だった?
コアラ:ぜんぜん、こだわりがなかったので。次のハッピハッピー。に関しても、年末の特番で細木さんが名前を考えてくれて、名前を本気で変えるのであれば教えると。番組上、ぼくが聞かないとコーナーが終わらないなと思って(笑い)。それで聞いたら、ハッピハッピー。という名前が出てきたんです。
――コアラのほうがよかったなと思った?
コアラ:ぜんぜん。ただ変えただけなので。おさる君みたいに、「ぼくモンキッキーですよ!」とテレビにガンガン出ていなかったので。ぼくはハッピハッピー。になったからといって、「ハッピハッピー。です。紹介するときは“。”をつけてくださいよ!」と主張することもないですから。
ただ仕事をしている中で、「ハッピハッピー。って呼んだ方がいいんですか?」とか、「なんて呼んだらいいんですか?」と周りの人に気を使わせたことは、申し訳ないなと思いますけどね。
――何でこんな名前をつけるんだ、と思わなかったわけですね?
コアラ:思わなかったです。ハッピハッピー。って人の名前っぽくないなと聞いた時は思いましたけど(笑い)。それに関しては、ひと笑い起きたから、いいかなって。
――でも結局、コアラに戻していますよね。
コアラ:はい(笑い)。結局「ハッピハッピー。です」と言うのも面倒くさいんです。何が大変かって、タレント活動はしていないんだけど、半年に1回とか、“あの人は今”的に呼ばれることがあるから。みなさん、なんて呼んだらいいか迷うんですよ。
――いつ戻したんですか?