そこで1つ、提案があります。羽生選手を応援しながら、あなた自身も清潔感をキープする(もしくは取り戻す)ことに意欲を燃やしてはいかがでしょうか?
そして「お若いのに、言葉遣いがきれいね」と感心する気持ちがあるならば、あなた自身の立ち居振る舞い、言葉遣いが美しいかどうか、振り返ってみてはどうでしょう。以前も申し上げましたが、昨今の若い世代だけでなく、大人世代のかたがたの“言葉の乱れ”といったら、本当に憂うべき事態です。
先日も、ある和食屋さんのカウンターで偶然、隣り合わせた妙齢のご婦人が、「魚ってきらい。生臭いもの」と大きな声で言い放ったのです。
思わずひっくり返りそうになりました。ほんの少しでも場をわきまえていたら、そんな発言はできるはずがありません。これからお魚を口にしようとしている人がいる場で「生臭い」とは何事ですか!
そういえば汚い言葉遣いをするかたに限って、声が大きいんですよね。ランチタイムに大音量の話し声、笑い声、お話の内容に驚いて、振り返ったことが何度あったことか。
「人の振り見て我が振り直せ」とはよくいわれることですが、今年はこの言葉を胸に刻み、よき大人として若いかたのお手本になるよう、過ごしたいと思っています。
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年2月11日号