「移動時の両陛下の車列に、救急車が含まれていたのです。実は昨年、日本国内でのいくつかの公務の際にも、近くに救急車が待機しているのが見かけられたことがありました。ですが、こと車列に救急車となると過去に例を見ない。何か重大な体調のご不安があるのではないかと、一部、騒然となりました」(前出・皇室記者)
実際は、救急車の手配はフィリピン側の配慮によるもので、危惧すべき問題ではなかったという。
「ご到着、ご出発の両日にアキノ大統領が空港に足を運ばれるなど、フィリピン側は最上の敬意を払って両陛下をお迎えしていました。救急車の存在も、ご高齢の両陛下に“万が一”があってはならないと、万全を期するためのものだったそうです」(前出・皇室記者)
撮影■太田真三
※女性セブン2016年2月18日号