国内

衆参ダブル選挙 18歳選挙権拡大が混乱の大きな火種に

 永田町では今夏の衆参同日ダブル選へ向けて与野党がひた走っている。しかしダブル選挙となれば有権者は1度に5回の投票(衆院選小選挙区、衆院選比例代表、参院選選挙区、参院選比例代表、最高裁判事の国民審査)を行なわなければならなくなるなど大混乱が予想される。今回の選挙から実施される18歳への選挙権拡大も混乱の大きな火種だ。

 自民党の茂木敏充・選対委員長は、党の会合で参院選の投開票日について「7月10日より前になることはない」と言明しており、安倍首相が衆参ダブル選挙に踏み切る場合、国会日程からみて会期末の6月1日に衆院を解散、参院選は6月23日、衆院選は6月28日に公示され、「7月10日投開票」の日程が最有力視されている。

 この日程が18歳の新有権者にパニックを広げかねない。政治ジャーナリストの藤本順一氏が指摘する。

「公選法には3か月以上その選挙区に居住していなければ投票権が与えられない規定がある。しかし、18歳の春は進学や就職などで転居する人が非常に多く、前の住所で投票しなければならないケースが続出するはず。新しい住所の選挙区で投票できると思い込み、せっかく選挙権を得たのに投票できない若者も大量に生まれるのではないか」

※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号

関連キーワード

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン