国内

葬式での後悔体験 弔辞が読まれない、大量の寿司が余るなど

 夫、両親…あなたの大切な人にもいつか“その日”はやって来る。葬儀の規模や葬儀社を決める他、いろいろな手続きをしなければならず、思っている以上に喪主の仕事は大変だ。それだけに一段落してから葬儀を振り返り、後悔する人も多い。実際にあった後悔体験談と、専門家のアドバイスを紹介しよう。

●主人の告別式で、主人の親友だったAさんに弔辞をお願いしました。進行は、葬儀社と打ち合わせ済みでした。

 弔電の紹介が終わり、まさにAさんが立ち上がろうとした瞬間、司会をしていた葬儀社のかたが、「これで葬儀告別式を終わります」と締めてしまったんです。Aさんは、呆気にとられて、何が起こったのかわからない様子。そのまま告別式は終わり、主人のために贈る言葉を用意してくださったAさんに大変失礼なことをしてしまいました。(64才・主婦)

「司会者が外部から派遣される場合もありますので、打ち合わせは式の前に入念に行いましょう。あってはならないことです。葬儀社からも事情説明や謝罪をしてもらうべきでしょう」(エンディングデザインコンサルタントの柴田典子さん、「」内以下同)

●実家で1人暮らしをしていた母が亡くなりました。近所づきあいがあったので地元の自治会にお手伝いをお願いしました。通夜では、そのかたたちが「お弁当を追加で」「お酒が足りない」と次々に言ってきました。

 母の最後にケチケチしたくないと思い、言われるままに追加の手配をしました。お通夜が終わるとお寿司やビールが大量に余っていました。結局、大損してしまいました。(62才・主婦)

「飲食の追加は葬儀社さん経由でお願いしましょう。そうすれば、予算以内に収めてくれますし、オーバーする場合はそのつど相談してくれます」

※女性セブン2016年4月28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン