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2016.04.22 07:00  週刊ポスト

谷原章介 「僕らの商売は霞を掴むようなもの」

20歳の頃はメンノンモデルも務めた谷原章介

 今年で10年目を迎える情報番組『王様のブランチ』(TBS系)をはじめ、クイズ番組『パネルクイズ アタック25』(朝日放送・テレビ朝日系)、『きょうの料理』(NHK)など長寿番組の司会でも存在感を示す谷原章介は、4月からは新たに音楽番組『うたコン』(NHK)の司会を務める。

 そんな谷原は今、連日のように主演ドラマ『ドクター調査班』の撮影に臨んでいる。4番組で司会、子育て(谷原は6児の父)、と多忙な中での撮影だが、役者・谷原章介は、どこかでその忙しさを楽しんでいる。

「今日も朝イチでドラマ撮影に臨んだ後、家族との買い物を済ませて、その足で午後からの撮影に駆けつけました。睡眠時間ですか? 昨日は2時間ですね(笑い)」

 楽しんでいる、というのは語弊があるかもしれない。気遣いの人・谷原は、主役=座長である自分が辛そうにしていては、現場の空気が悪くなると考えているのだ。ドラマの撮影で意識していることは何かと問うと、谷原からは「共演者が気持ちよく演技できるよう場を整えることですね」という答えが返ってきた。

 撮影のちょっとした合間、谷原は共演者の誰もが会話に入れるように、食べ物の話題や旅行の話など、ネタを自分から振っていく。自然と笑いが起こり、現場には和やかな空気が漂う。監督だけでなく、カメラや照明……、スタッフに一番声をかけているのは、やはり谷原だ。

「チームですから一緒にやっている人が変に我慢していたり、言えないことを抱えて仕事に臨むようならフォローして改善していきたい。気遣いというより自分にとってやりやすい環境を作っているといいますか(笑い)」

 もちろん、「楽しい現場づくり」が目的ではない。ゴールはあくまで、「いい作品」だ。

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