国内

バスタ新宿は乗り入れに厳しい基準 貸切ツアーは対象外

新宿駅に直結した国内最大規模のバスターミナル「バスタ新宿」

 新宿駅に直結した国内最大規模のバスターミナル「バスタ新宿」が誕生した。高速バスの乗降場が集約されたことで、今まで以上にバスの旅を利用しやすくなる。しかし、バス旅行というと、今年1月の乗客・乗員41人中15人が死亡した軽井沢のツアーバス事故が思い起こされ、不安もあるが…。

「『バスタ新宿』に乗り入れるには、運輸局に申請し、厳しい条件をクリアしないといけません。貸切バスを使うツアーは対象外です」(国土交通省)。

それでも心配な人は、各バス会社のホームページをチェックしてみよう。また、高速バスマーケティング研究所代表の成定竜一さんは、こう説明する。

「今は安全への取り組みをHPで紹介する会社が増えています。【1】日々の運行管理の様子、【2】運転手の健康管理、【3】車両の安全装置。この3点を公開している会社は、安全管理に自信があるといっていいでしょう」(成定さん)

 2列の個室タイプとなっている海部観光の高速路線バス「マイ・フローラ」をはじめ、車内の高級化も進んでおり、高速バスも進化している。では人気の路線は?

「昼運行のバスならセット割引の直行便が人気。特に富士急ハイランドのフリーパスつきや御殿場アウトレットの割引クーポンつき、東京ディズニーリゾート行きが人気です」(成定さん)。

 バス会社によっては会員になればさらにお得な割引もあるとのことで、活用するのもいいだろう。

※女性セブン2016年5月12・19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン